彼女が消えるその瞬間まで






「翼ー!今日一緒に帰ろーぜ!」





帰りのHRが終わって一目散に松ちゃんが俺の肩を組んできた。






「いいけど、部活は?それに、実行委員の仕事は?」






俺と一緒に帰ってくれるのはありがたいが、その2つの仕事を後回しにされるのは困る。







「部活は休み。実行委員は明日から!帰ろーぜ!」





「へーーー」






「あいかわらず反応薄いなー」




へへっと笑う松ちゃんに少しだけ苦笑して、俺たちは鞄を持って校門を出た。



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