彼女が消えるその瞬間まで
「みんなー席つけー。HR始めんぞー」


俺らの担任である教師がだるそうに入って来た。やる気あんのか?



俺たちはぞろぞろと席についた。



視界に映る、夏川 姫百合をぼんやり見つめた。














…彼女がなぜここにいるのかは分からない。たぶん俺なんかが分かるはずもないことだ。




だから、今彼女のことを考えるのはやめた。






















これが、俺の晴れ晴れしい高校の幕開けだった。



< 19 / 187 >

この作品をシェア

pagetop