ありがとうと猫



僕が目を覚ますといつもあなたは笑っていた。



時々そうじゃないときもあったね。
失恋したときが多かったかな。



僕はそんなあなたを見る度に、



そんな悲しい想いをさせてるヤツが憎かった。



でも僕はあなたと喋れないから、



ただただあなたのそばに居ることだけしか出来なかった。



そんなむずがゆさに僕は自分自身にイライラした。


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