〜超能力者の少女は暴走族のお姫様。〜
__ガチャ

倉庫には似合わなすぎる綺麗な扉をあけて幹部室に入る。

みんなの視線が集まり思わず怯んでしまった。

こんなんじゃダメ。
私はここに別れを告げに来たんだから。

「美夜ちゃん〜来てくれたんだねっ!よかったぁ」

ふーちゃんが駆け寄って来た。
あんなに冷たい態度をとったのに。
ほんとにいい子。純粋すぎる。
私とは大違い…

「…光輝さん、話があります…」

そんなふーちゃんをスルーして光輝さんの前に立つ。

一瞬で室内の空気が変わった。
ふーちゃんは呆然としていた。

誘導するように幹部室を出ると光輝さんも着いて来た。
幹部室を出ると一気に周りが騒がしくなる。

「なんで無視した?」

「…」

「冬華のことだよ」

「…関わる必要もないので」

「…は?」

高身長の光輝さんは私を見下ろすように睨みつけた。

「お前は、冬華と仲良くするためにここに呼ばれたんだ」

…っ。そんなのわかってる…

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