会いたい、ただそれだけのことなんです。







心桜が後ろを振り返り、ウィンクをして言う。




うっあの怖さを一人で……か。




でも、その目の前には悠夜の後ろ姿。




それを見るだけで、うちは安心する。




胸の奥が温かくなって、それが身体中に広まる。




そのせいか、だんだん怖くなくなっていく。




「りんね、おまえ絶叫系大丈夫か?」






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