会いたい、ただそれだけのことなんです。
悠夜と心桜が少しぽかんとする一方、勇翔だけが
「いいよ、乗ろーよ。」
と言った。
結局、同じジェットコースターを四回連続で乗った後、私たちはお昼として人気キャラクターの形をしたアイスキャンディを食べた。
「っはは、りんね、おまえ口大きく開けすぎ。笑いすぎてアイス食べれねぇじゃん。」
悠夜が一口目のアイスキャンディを口に運ぼうとして私を見て笑った。
「ちょっ、ひど!だったらうちのこと見なきゃいいじゃん!」