会いたい、ただそれだけのことなんです。
うちのお母さんがハヤトのお父さんの姉だった関係で、親同士も大変仲が良かった。
そんな中──────────────
「ハヤトくん?どうしたの?」
いつものように遊んで帰ってから三分後、その日はまたハヤトがうちに来た。
しかも、泣きそうな顔で。
「どうしよう。りんねちゃん。」
そして、小さな粒の涙を流しながら言った。
「僕のおうちが見つからないの。」
メニュー