* Wonder-room…No.7 *

俺の

やっと会えた寧々なのに…こいつは中々 俺の斜め上の考えで いつも翻弄されっぱなしだ…

俺の話を無視するとか…無理やり顎を持ち上げ 目線を合わせた

///クソッ。可愛い顔しやがって…ずっと見てたいけど、俺がヤバいと思っていると、泣き出してしまう…

何でなんだよ…お前がわからない…

あ~もぅ頭の中の俺はとっくに お前を抱いてるのに リアルな俺はヘタレ過ぎだろ…

「俺に 会いたくなかった?」

女子みたいな事 聞いてしまってるし…

「///あ~もぅ、俺…」

寧々を 胸に強く抱き締めた

「愛斗さんのバカ…」

「///お前…俺がどんな気持ちでいたかなんて、知らないだろ?」

寧々の方がバカだろ?言わないが…

「お前はあの日 言い逃げして、次の日から居なくなった…俺の気持ちわからないだろ?」

「だから愛斗さんバカなの…」

「伝えなきゃいけない事は わかるんでしょ?教えてよ…本当の気持ちを」

「///言えって言われて 言える訳ないだろ?」

んな恥ずかしい事…素では言えない

寧々は俺にこれでもかと 仕掛けてくる。俺にキスをして 笑いやがった

チッと舌打ちをして 寧々を優しく抱き上げ部屋に連れこんだ

「お前 俺煽るとは 生意気なんだよ…寧々、わかってんのか?」

「だから…

言葉を言わせない…うるさいやつには 口封じだ…嫌 ただ俺が お前にキスをしたかっただけだ…




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