誘拐犯との危ない恋


「亜弥ここに座りなさい」

家に入ったとたん、お父さんが大声を出し、亜弥はソファーに座らされた。





「亜弥、何であの男と一緒に救急車に乗ったんだ


第一、まゆちゃんに電話をしたって事は自由に行動出来たって事じゃないのか

何故帰って来なかった


自らその道を選んだのか


何故誘拐何てする人間として最低な奴を選んだ

お前の頭はどうなっているんだ」

お父さんは亜弥に向かって叫んだ。








亜弥はその言葉を聞いて、呟いた。


「何ョそれ…

昇がヒドイ人だって言いたいの??」







亜弥は勢い良く立ち、ずっと持っていた家族への手紙をお父さんの顔に向けて投げた。




「そりゃ誘拐なんてして、サイテかもしれナィ


ケド、、、昇をそんな人間にしたのゎお父さんぢゃナィ」





「何を言ってるんだ??」
お父さんが呟いた。


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