誘拐犯との危ない恋
「私ね、
家に電話かける」
「何でだよ…」
亜弥は昇の目を見ながら
「帰らない。って伝える。
ぁと、
透哉にサヨナラって
ちゃんと伝える。」
「大丈夫かぁ?」
心配そぅに呟いた。
「うン。。。
私には昇がいるカラ」
亜弥は笑顔を見せた。
「デモね、、、
デモ、そしたら
昇に1億円が来なくなっちゃうの……」
「俺もお前さえいればイイ…」
昇は優しく微笑み
亜弥の頭を撫でた。
「ありがとう
ゴメンね……」
亜弥はカバンから
ケータイを取り出し
家に電話をかけた。