同居人は国民的アイドル
「今からこの会場で1人、ラッキーガールを決めたいと思います!
見事ラッキーガールに選ばれた方はなんと〜…………
好きなメンバーに何でもしてもらえる権利を与えま〜す!」
え?
「えーーーー!?!?」
さっきまで静寂に包まれていた会場から、今度は驚きの声があちこちで上がる。
でも、驚くのも無理はない。
だって何でもしてもらえる権利だよ!?
CoolZに!!
そんな夢のような企画ありますか!?
あわあわと軽くパニックになる私たち。
「何でもしてもらえるってなに!?
ほんとに何でもいいの!?」
「え〜、私、海翔くんにぎゅーってしてもらいたい!!」
「じゃあ私は廉くんにキ…………」
「キャー!!ちょっと、そういうこと言わないの!」