THE 国語系男子にて。
「わーかー、和歌ちゃーん」



口に手を当てて、和歌の名前を呼ぶ。

本当にどこいったんだろ。



「………あれっ?」

廊下の突き当たり、
右に曲がろうとしたら見覚えのある眼鏡の少年。

手すりに腰掛けて本を読んでいた。



なんでこんな所に?

まぁ、ここは人が滅多に来ないし、
ちょっとした落ち着きスペース。


ひょっとして、樋本くん御用達の一角なのかな。
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※この話はフィクションです※ 「ねぇ、お母さん」 「なぁに?」 「どうしてこの女の子は“死ぬ”の?」 「酷い人達に囲まれていたからよ」 「じゃあお母さん」 「なぁに?」 「その酷い人達が居なくなれば、 この女の子は死ななくていいの?」 「…そ、そういうことになるわ」 「じゃあ私が“殺してあげる”」 「…! こんな本読まないで!」 「どうして?」 「もう、寝なさい」 「はーい」 「愛しているわ。永遠に」 「私は、酷い人達になんて囲まれてないね」 「…そうね」 「お母さんも守ってあげる!」 「うふふ、早く寝て大きくなってからね」 「おやすみなさい!」 「…おやすみなさい」 幼い少女の母親は、部屋を出る。 部屋の扉を閉め忘れていた。 ただ、それだけなのに。 あの様な事件が起こるなんて。 この家に住む、 少ない人数の家族である母と少女は知る由もなかった。 扉を閉め忘れる。 そんなちょっとしたミスで広がる事件。 皆様も、少しのミスに気を付けて__

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