Only Three Months
daily
朝、アリーとご飯を食べて、今はまだオレだけ学校へ行く。
この環境に、アリーが来る。
化粧とか派手にするって言ってたけど、大丈夫かな。

でも一番心配なのは、王族っぽさが出ないかどうか。
見た目よりも態度。アリーなんて、
オレと家で一緒にいるときはほとんど感じないけど、学校だとどう?


「ねぇ、マイク」
「ん」
「お姫様、どうなったのかな」
「さぁ」


エドの質問を流す。
姫がどうなったかなんて聞くな。
アリーのことなんて、オレが学校中の誰よりも知ってるんだから。


「マイク、なんか変わったね」
「どこが」
「柔らかくなった気がする。
 交流会でお姫様と踊ってから」
「そうか?」


エドには気付かれるよな。
学校ではずっと一緒だし、オレとの距離が一番近いから。
きっと、オレから話すことになる日は来る。

でも、退くところは退くのがエドだ。
何か思ってるのはオレに分からせるけど、
それ以上のことを必要以上に踏み込んでくることはしない。


  ☆


授業に集中するのは難しかった。
当然といえば当然で。
アリーが、何に気をつけないといけないのか考えてた。


「…マイク」
「何」
「…なんでもない」


聞きたくてしょうがないんだろうな。
でも聞いてこないのはエドの優しさなのか。

いつか話さないと、とも思う。
オレに何かあったときに、アリーを守る人がいなくなるから。
エドにだったら、話しても大丈夫ってオレは思う。

オレひとりで決められない。
アリーが、話してもいいって言うなら、話そう。
そもそも、エドとアリーはまだ話したこともないし。
交流会のときにエドもIDを取られてたから、
アリーも情報としてエドのことを知ってはいるだろうけど。

エドと別れて走って帰る。
アリーが、アップルティーを淹れてくれる。

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