許婚のいいなり
優しく微笑み、また机に向かった。

大体の構成が決まり、小休憩。
せんりが作ってくれたおにぎりとだし巻き卵焼きを平らげる。
せんりの料理は、とても美味しい。

「無理してない?」
「うん。大丈夫だよ」
「それで、どんなジャンルにするの?」
「秘密」
「えぇー。じゃあ長編?短編?」
「秘密」
「なんで!?そ、それじゃあ登場人物は?それならいいでしょ!」
「俺とせんり」
「…へっ?」
< 85 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop