難攻不落な彼に口説かれたら
そうだ。私もスマホをいじってれば眠くなくなるかも。

スマホを取り出して操作するが、眠気は収まらない。

うとうとして途切れ途切れになる意識。

静かな黒い闇がスーッと私を包み込む。

覚えているのはそこまで。

次に気づいた時、片岡君に肩を揺すられて起こされた。
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