短編集-君が好き-
私は、久崎 春香(くざき はるか)高校二年。私は。

いじめられているんだ。きっかけはわからない。ある日突然。いじめられた。


今日も同じだった。変わらなかった。何かを期待しても‐‐‐変わらない。期待することさえ、無意味だ。

ーーガラガラ。

今日の朝。

教室の扉を開けると、向けられるクラスメートといえるのかわからない人たちが一斉に私の白い視線を送る。

それに交じって「クスクスクス」なんて笑い声がする。

私の机ががある場所へ行くとそこは不自然にぽっかりと穴が開いている。

〝ああ、またか〟そう思うほど慣れてしまっているむなしい状況。

慣れた足取りで、トイレへと向かう。

すると水浸しになっているマイデスク発見。

…相変わらずご丁寧に濡らしてあるな。

…椅子にはきっちり画びょうが大量。ご苦労なこったな。

はじめはーーー悲しかった。苦しかった。どうして、私が何したの?、そうおもっていた。

だけど時間がたつにつれてこんな低レベルなこと、慣れてしまった。

ただ、毎日思うこと。

〝死にたい。こんな人生なんて、いらない〟

ほんとに要らない。無意味だ。

だって…。

誰も助けてくれない。全員見て見ぬふり、いじめる奴らは全員ゲーム感覚だ。

きっと怖いんだろうね。自分がターゲットになるなるのが。

本当に…人間は愚かで、自己愛が強いくだらない生き物だ,

















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「あたしは幸せになっちゃいけないの」 そんなことを言っていた頃が懐かしい。 今よりもずっとずっと、マイナス思考で暗かった。 でもそんなあたしにお構いなしでガンガン話しかけてきて…正直、最初は〝うざい〟そう思っていた。 でもある日…君が急にこんなことを言ったよね。 「幸せになっちゃいけない人なんていないよ。僕は少なくともそう思うから。だから、西村さん…笑ってほしいな!」 なんかそしたら今までの呪縛から解放されたみたいで楽になって心から笑った。 そんなこと、初めてだった。あの日以来。 そしたら、いつの間にか君が気になって、視界に入って、目が会うたび嬉しくて、これが恋なんだってわかった。 だからーーーー君が好き。 *・゜゚・*:.。..。.:*西村 千鶴(にしむら ちずる) 「あたしは幸せになっちゃいけないの」 *・゜゚・*:.。..。.:*本野 秋斗 (もとの あきと) 「幸せになっちゃいけない人なんていないよ。僕は少なくともそう思うから。だから…西村さん…笑ってほしいな!」 *・゜゚・*:.。..。.:*北本 弥生 (きたもと やよい) 「弥生は、アキくんを西村さんなんかに渡すつもりなんてない!弥生のほうがずっと好きだったの!」 *・゜゚・*:.。..。.:*井川 蒼 (いがわ そう) 「俺じゃダメなのかよ…センパイ…」 更新速度について ものすごーーーく。スロー&マイペースです。 理由は簡単に二つほどございます。 一つは、更新するために使っていたアイパットの契約を切るということでPCにデータを移しまして、これまた二つ理由が。 一つ目はわたくしがものすごーい機械音痴です。ときどき操作に困りフリーズします。 二つ目は父に、野いちごはよくわからんからだめだ、といわれたからです。ちゃんと説明しても理解してくれません(母も説明に協力してくれますが)なのでこっそり野いちごしてます。夜七時から帰ってくることが多いのでいまいちできないです…。 二つ目は私生活が忙しいです! まあ、学生ゆえ部活も、塾も、学校生活もありますのでとても遅いです。 上記の通りです。よろしくお願いします

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