黄金のラドゥール
理解ができなくて固まっていると、
肩に柔らかい布が掛けられた。

じっと吸い込まれそうなほど見つめられている。

「でも、、


だって、、


それじゃ訳がわからないことだらけで、、


私はだって、、待って、待って、、」

思わず肩を抱きしめた。



「あ!そうよ!

そう、このドレス!」
肩に触れた。

「ーーあれ??

わた、、し、



どこに行こうとしてたんだっけ、、





何、、、してたんだっけ、、??」





肩を抱いたまま固まってしまった。
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