大人の恋、子どもの恋

午前0時のキス。

飲み会も1時間半が過ぎ、


アタシも酔いが回ったのと

憧れのタカさんの
隣にいる事で


頭と気持ちがフワフワしていた。

最初ガチガチに緊張していた聡美は、お気に入りのただしくんの膝の上で幸せそうな顔をして酔い潰れていた。

「さとみぃ〜あんまり飲みすぎたらダメだよぉ〜」

と言いながら酔っ払って
顔を真っ赤にしてただしくんが聡美を介抱していた。


いつもは、アタシの仕事なのに、、、

少し淋しくなって
独り言を呟いた。


「聡美!!亜衣がただしに聡美取られたって泣いてるよ!!ただしもいやらしい顔してないで!!」

とちえみサンが
茶化すようにその場の
雰囲気を変えてくれた。


「本当に聡美チャンと仲良しなんだね-」

こ-じサンの一言に
反応した聡美は、
急に、思い出話をはじめた。

酔っ払うといつもそう。


アタシと聡美の絆の話。
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