シンデレラの魔法は解けない






美味しいランチを食べ、店の外に出る。

その時には、もうあの視線を感じることもなくなっていて。

平さんはそっとあたしの手を握った。

その大きい手に握られると、ようやく落ち着いた胸がまた熱くなる。

もっともっと触れていたいと思う。




だが、ふと思った。

今日は平さんが担当しているFのライブだ。

平さんはスタッフとして、彼らをスタイリングしなくてもいいのだろうか。


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