インタビューはくちづけの後で
朝から、すっかり疲れた顔で、出勤すると、
斎藤課長に会議室に来るよう指示された。
「昨日は手を繋いで、取材したそうだな。」とふふと笑う子犬に
「課長はどこまで知っていたんですか!?」と大声が出た。
「児童館。ストーカー。許婚に密着取材。俺って瑞希と仲がいいんだよ。同い年だし。」
…ほぼ全部でしょ。
「君が大切にしている児童館を守りたいって言ってたよ。もう、理事は瑞希になってるし。」
「そう…だったんですね…」
「君を大切に思ってる。やり方は間違ってることもあるけど…」
へ?
「…例えば?…」と恐る恐る聞くと、
「そうだねー。2年間大学生の時に付き合った地方出身の彼氏は良い条件で、実家の近くの企業に内定を出すとか。
その後に今年の3月まで君が付き合ってた年上の男は地方に移動させるように手を回す。とか?
まあ、そのオトコは二股だってわかってたんだけど。」
二股?!そんな事は知らなかったけど?
…その2人で私の彼氏はおしまいなんですが…
「でもね。君が別れず、男に付いていくなら仕方ないって思ってもいたみたいだよ。
だいたい自分はそばにいることも出来ないんだし、適当に女と付き合ってたみたいだし…
まあ、コッチに戻ったら君を許婚だと言って、強引に取り戻す方法はいろいろあるだろうし…
でも、また、会える日をジッと待ってたんだよ。大切な初恋の相手でしょう。
準備を整え、君を迎えに来たんだよ。
まあ、白馬の王子とはとても言えない用意周到ぶりだけど…」と私に笑いかける。
「…はあ」とため息混じりの返事をすると、
「今日は『ミーナちゃん』のイベントがあるから、密着は後でね。
とりあえず、イベント手伝って。」と子犬の笑顔で私の顔をみた。
斎藤課長に会議室に来るよう指示された。
「昨日は手を繋いで、取材したそうだな。」とふふと笑う子犬に
「課長はどこまで知っていたんですか!?」と大声が出た。
「児童館。ストーカー。許婚に密着取材。俺って瑞希と仲がいいんだよ。同い年だし。」
…ほぼ全部でしょ。
「君が大切にしている児童館を守りたいって言ってたよ。もう、理事は瑞希になってるし。」
「そう…だったんですね…」
「君を大切に思ってる。やり方は間違ってることもあるけど…」
へ?
「…例えば?…」と恐る恐る聞くと、
「そうだねー。2年間大学生の時に付き合った地方出身の彼氏は良い条件で、実家の近くの企業に内定を出すとか。
その後に今年の3月まで君が付き合ってた年上の男は地方に移動させるように手を回す。とか?
まあ、そのオトコは二股だってわかってたんだけど。」
二股?!そんな事は知らなかったけど?
…その2人で私の彼氏はおしまいなんですが…
「でもね。君が別れず、男に付いていくなら仕方ないって思ってもいたみたいだよ。
だいたい自分はそばにいることも出来ないんだし、適当に女と付き合ってたみたいだし…
まあ、コッチに戻ったら君を許婚だと言って、強引に取り戻す方法はいろいろあるだろうし…
でも、また、会える日をジッと待ってたんだよ。大切な初恋の相手でしょう。
準備を整え、君を迎えに来たんだよ。
まあ、白馬の王子とはとても言えない用意周到ぶりだけど…」と私に笑いかける。
「…はあ」とため息混じりの返事をすると、
「今日は『ミーナちゃん』のイベントがあるから、密着は後でね。
とりあえず、イベント手伝って。」と子犬の笑顔で私の顔をみた。