蜜月なカノジョ(番外編追加)

「ひぇっ???!!!」

と思ったら、ボフンとナオさんの顔が私の胸の谷間に沈んだ。
驚愕して首を浮かして確認してみれば…ひぃっ!

やっぱり「ナオさん in(onなのかっ?!) 谷間」になってるぅ~~!!

「あ~……めちゃくちゃ気持ちいい…」
「っっ???!!!!」

顔は見えないけどナオさんの声は確実に恍惚としてた…!
ほぅって吐息も聞こえた!

っていうか私にいきなりこの状況はハードルが高すぎやしませんかっ?!!

「……杏」
「はっ、はィイっ!!」

やばい。ありえないくらいに声が裏返った!!

案の定谷間からプッと吹き出す音が聞こえたかと思うと、そのままズリズリとナオさんがずり上がってきて私の眼前に迫った。
完全に覆い被さられてる状態だ。

「…怖かった?」
「……こわ、くは…なかった、です…」
「嫌だった?」
「っ、嫌…でもなかった、です…」
「じゃあ気持ち良かった?」
「へ、ぇっ??!!」
「どうだった? 正直に教えて?」

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