蜜月なカノジョ(番外編追加)


「ありがとうございました~!」
「………」

予定外に増えてしまった紙袋を無言で見つめる。赤系のリボンパンプスにピンクのリップ。やっぱり自分でもどうかしてると思う。
何なの急に、何をあんたはいきなり女の子女の子しようなんて思ってるのよ。
どう考えてもおかしいでしょう?!
そんな、変態に見つけてくださいと言わんばかりの目立つ色を買うだなんて。

ありえないったらありえない!!

「…でも欲しくなっちゃったんだもん」

一体誰に言い訳してるのやら。
でもそうでもしないと“らしくない”自分の行動にいたたまれなくなってしまう。

「ナオさん気付くかなぁ…」

ぽつりと呟きながら頭に浮かんでくるのは「可愛いーー!!」とハートをそこかしこに飛ばしながら抱きついてくるナオさんの姿。そうしてチュッチュとほっぺにキスをしながら「…あら? このリップの色…もしかして私のために? うれしいわ~!」なーんて顔を綻ばせながら徐々に顔を近づけてくるのだ。

そうして私の唇を…

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