春色のletter
ハルは階段を下りていった。
その背中に私は声を掛けたかったけど……
できなかった。
しばらく、両手で持った鞄を膝で揺らしていたが、ハルの足音が聞こえなくなってから階段を下り始めた。
その背中に私は声を掛けたかったけど……
できなかった。
しばらく、両手で持った鞄を膝で揺らしていたが、ハルの足音が聞こえなくなってから階段を下り始めた。