春色のletter

「ちょっと待ってて」


砂羽さんが出てくるまで長く感じた。


「ほら、これだよ」


砂羽さんが差し出したのは、黄色で20cm四方の薄いものだった。


(CD?)


「バイク便っていうのかい?初めてだよ」


「え?バイク便?」


受け取りながら差出人を見た。


「あ、misakiさんか…」


膨らんだ気持ちが行き場を失っていた。
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