春色のletter
武蔵野館に帰り着くと、郵便受けを覗いた。


もちろん、空っぽだった。


靴を脱いで上がろうとすると、2号室のドアが開いた。


「あ、お帰り。荷物が来てたよ」


「え?荷物?」


一瞬、ハルの顔が浮かんだ。
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