春色のletter
それから2時間後、お会計の金額を見て園田さんは涙を流していたが、それを横目に、楽しい時間を過ごせた自分がいたことに気が付いた。
二人ともハルを知っていたし、共通の話題とお酒の力が会話を弾ませた。
人と繋がっていくことが気持ち良かった。
駅で二人と別れると、ココロの中が暖かいまま車窓の景色を眺めていた。
吉祥寺駅に着くと、このまままっすぐ家に帰りたくなかった。
私はKADOに足を向けた。