幸せの構図
懐かしいメンバーと会ってわかった。同士とは始終くっついて離れない仲を言うのではない。離れていても、会えなくとも、多くを語らずともわかりあえる仲を言うのだと。

そう、私は一人ではなかった。



テーブルに人数分のジョッキが届けられた。

その夜、私は「主人公」だった。

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