幸せの構図
「ねえ、今日もガスト?」

「たまには違うとこで食うか?」

「秋田もしばらく離れて見納めだよ」

「じゃ、めでたいから寿司でも食うか」

「それ、賛成!」

何だか変な日本語を使いながらもウキウキ気分の会話が成立していた。
私たちは外旭川の回転寿司に向かった。確かにしばらく秋田から離れるんだと思うと、それなりに奇妙な郷愁と旅に出る喜びが入り混じり、複雑な心境だった。

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