三次元に、恋をした。
人が行き交う会社の受付で朝っぱらからなんて話してんだって思ったけど。
愛梨ちゃんには聞いてもらいたかったし、金曜日の出来事の一連を簡潔に話した。
ただ黙って聞いてくれていたんだけど、話し終えた後の顔はどこか納得いってない様子だ。
「歳三さん、……どういうつもりなんだろう」
「意味なんてないわよ、きっと」
何がしたいのかがわからない。
そのわからない糸口に気持ちが揺れ動いている、そんな自分が今は嫌いだ。
最高なまでの悪循環。
愛梨ちゃんには聞いてもらいたかったし、金曜日の出来事の一連を簡潔に話した。
ただ黙って聞いてくれていたんだけど、話し終えた後の顔はどこか納得いってない様子だ。
「歳三さん、……どういうつもりなんだろう」
「意味なんてないわよ、きっと」
何がしたいのかがわからない。
そのわからない糸口に気持ちが揺れ動いている、そんな自分が今は嫌いだ。
最高なまでの悪循環。