三次元に、恋をした。
そんな私の気持ちなんかお構い無しに男性陣はこの宴を楽しんでいるご様子で。

「僕っ、営業部の米田っていいます!」

と、手を差し出してきた若者。

なに? これは握手を求められているのか?

年齢推定20代前半であろう、目鼻立ちがはっきりとした今時の若者はほろ酔いどころじゃないだろう。

新人が故に、しこたま飲まされた結果かな?

「……フッ」

なんか可愛らしく感じてきて思わず笑ってしまった。

「どうぞ。よろしくね?」
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