三次元に、恋をした。
一瞬の驚いた表情を見せたが、だんだんと何か企らむような意地悪そうな顔つきに変わり。

「二次元よりも もっとすごい事、してもいい?」

その言葉の意味を理解するのには時間はかからなかった。

勢いよく担がれた私の身体はズカズカの部屋の中へ侵入していき、あっという間にソファの上に降ろされた。

「ここでキスしそびれたから。 今日は飽きるくらいしてやる」



____それからキスの嵐がやってきたのは、言うまでもない。

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