それはちょっと
日曜日、私は買い物をするために街中を歩いていた。

もうすぐでクリスマスが近づいていると言うこともあってか、街のあちこちでクリスマスに関係するものを見かけるようになった。

クリスマスケーキの予約にクリスマスツリー、さらにはクリスマスに関係している曲が流れたりと、今年ももうすぐで終わりだなと私はそんなことを思った。

「今年も１人でクリスマスか…」

まあ、１人はなれているからいいんだけど。

部長は誰と過ごすんだろう？

やっぱり、部長も１人で…って、何を考えているんだ！

休みの日だと言うのに、何で部長のことを考えているんだ！

「何のための休日なんだ…」

思わず呟いたら、
「南くんじゃない」

その声が耳に入った瞬間、私は飛びあがりそうになった。
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