私の大切な人はいったい誰なのでしょうか


「ていうか、時間大丈夫??
幼馴染くん待ってるよ。


…そこで。」

「あぁ、そうだねそろそ…ん!?」



そこで。という言葉にバッと後ろを振り返るとそこにはドアに寄りかかって私達をじーっと見ている私の幼馴染、間宮 陽音(マミヤ ヒオン)が…




…気づかなかったし…




「声かけてよ陽音ー!」

「いやぁ、瑠衣の将来の希望を聞いておかなきゃと思って」


ニコッと笑う陽音は、どちらかというと可愛い感じで、女子からも人気だ。
…すごい腹黒なんだけどね。


とか思いながら、バタバタと準備して陽音のところへ向かう。


「優ちゃんまた明日!」

「瑠衣、転ばないようにねー」



む、
子供じゃないんだからねっ


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