危険な遊び
トン トン

やわらかくて冷たい手が明男の肩を優しく叩く。
危ない、寝る所だった。
洋子からの肩トントンを受けた明男は直子の元へ向かった。
トン トン

「直子寝るな。もう少しだ。頑張ってくれ。」

直子はおぼつかない足取りで慎吾の元へ歩む
すでにゲームをはじめて3時間がたっていた

「もう無理!他の事しようぜ。」

慎吾がだるそうな声で叫んだその時、小屋の扉が勢いよく開いた。
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