天神の系譜の奇妙なオムニバス
天神学園、学園長室。

「……」

魔力をたっぷりと注ぎ込んだカスール弾が壁に命中して爆発。

ヴラド・ツェペリは横目で、大きな風穴の空いた壁を見た。

「何の真似だ、ダンドリッジ」

「雌伏の時代は終わったという事だ」

愛銃クライムとパニッシュメントを手に、ダンドリッジは吹き込む風にインバネスコートを靡かせる。

「今この瞬間より、ダンドリッジ・タチバナは天神学園の頂点に君臨する」

「寝言を」

早撃ち!

同じく身に付けたインバネスコートの内から愛銃マンイーターとソウルイーターを抜き放ったヴラドは、二挺拳銃を速射する!

次々と命中するカスール弾。

しかしそれを気にする素振りも見せず、ダンドリッジもまた二挺拳銃を連射する。

お互いに、弾丸を躱しもしない。

吸血鬼としての強力な再生能力を駆使しながら、学園長室のコンクリートの壁が削り取られるほどの壮絶な銃撃戦を繰り広げる!

< 246 / 770 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop