天神の系譜の奇妙なオムニバス
当日は、なかなか楽しいイベントになりそうだ。

他の生徒達も、様々な出し物や模擬店をするみたいだし、一日中飽きる事なく回れるだろう。

と。

「リュート君リュート君」

沖田がリュートの手を引っ張って、教室の外へと連れ出す。

「どした?沖田」

「あのですね」

沖田はこっそり耳打ちする。

「当日、自警団主催の茶屋の休憩時間中に、勅使河原さんを連れ出してあげてくれませんか?」

「古奈美を?」

「はい」

リュートの前で、沖田は頷く。

< 448 / 770 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop