【完】☆真実の“愛”―君だけを―2



あの後、結局、夏休み最後の日までお世話になり、相馬との距離が近くなったような、夏休みでした♥


……で、すませられたら、良いのだろう。


だが、すませられなかった。


夏休み後から、相馬が何故か、私を可愛がるようになった。


娘のように、妹のように、彼女のように……まぁ、色々な可愛がり方だった。


そして、それが、滅茶苦茶うざかった。


何でも買い与えるわ、一緒にいる時間は増え、寝ることも多くなり……以下略。


それが、いつまで続いたかって?


相馬が高校を卒業するまで、続きましたよ。はい。


女子達の視線は痛いわ、クリスマス、バレンタインは……思い出したくもない。


好きな相手だろうが、そこまでされたらウザいし、何より……


「好きな人がいるって言ってた!」


いったい、どういう了見だろうか。


現代のチャラ男が考える(と、言うより、金持ち?)ことは、さっぱり、わかりません。


結論、女子の視線が痛かった。以上!


一個、一個、語るのは面倒なので、纏めさせていただきました。


と、いうことで。


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