【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
何があっても
□沙耶side■



今日は、登校再開日。


学校に一歩でも踏み込めば、なんというか……視線が痛い。


(100%、相馬のせいだ……っ!!)


シカトされても、それなりに平凡で平和な学校生活を送っていたというのに……


わざわざ、朝から、徹夜明けの相馬に学校まで送って貰ったことを横に置き、私は相馬を心の中で(これ重要)罵倒した。


(後先考え無しだな!あの野郎……っ!!)


拳を握って、心の中で(超重要)叫んだとき、感じる視線に違和感を感じた。


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