ブック・ワーム
チェリオ「で、どうすんだよ?いったい何を買うんだ?」

アタル「あ…あの、もうちょっとお金ぇ〜…」

チェリオ「…。」

チェリオは一言もしゃべりはしなかったが、顔が完全に『殺されたいのか?』と語っていた。

アタル「すみません…。」

100Gで何が買えるんだ?

えっと、短剣は70Gか。コレなら買えるっと…。

あとは、80、90、100、5000…。いや、『すてきステッキ』バカ高ぇーよ。何だよ、これホント。もうこういうのとか別にいいんだよ…。


アタル「短剣をください。」

店主「はいよ。これが短剣。」

アタル「ありがとうございます。」

チェリオ「お前らしいちっちゃな選択だな。」

アタル「しょうがないだろ!これくらいしか扱えそうにないんだからっ。」

チェリオ「ま、短剣もろくに扱えるかどうかもわかんないけどな…。」

店主「ぷっ…。」

え?!

アタル「こ、このおじさんっ!今、確かに笑ってたぞ!」

おっと、というふうにこのおじさんは自分の口をふさぎ、すっと無表情な顔に戻った。

チェリオ「NPCはプレイヤーがいる間だけの仕事みたいなもんだからな。お前がいなくなった後は、自由なんだぞ。きっとさっきのおばさんなんかも、妙なガキが来ていちいちくだらないこと聞いてきたわよ、なんてグチをもらしてるかもな。」

アタル「嫌な想像させるなーっ!」



カランコロン
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