あの日の約束を、君ともう一度





「何ともならなかったぁぁぁあ...」





私は机に突っ伏した。





絶対赤点...。





「さ、沙耶佳ちゃん.......どんまいっ!」





珠愛ちゃん、可愛く言われても何も変わらないのだよ。





もう私が赤点で、先生に課題をもらうことなんて。





きっと変わらないんだ。





...よし、もう開き直ろう!





私は勢いよく頭をあげた。





みんなが驚いたように私を見る。





ふっ、数学の小テストで恐らく赤点をとるであろう染谷沙耶佳だけどなにか??





なにか問題でもありまして?





.....問題多ありだばかぁぁぁぁあ!!





なんだこの開き直り方!!





バカ丸出しじゃん!!





あーもうだめ、小テストなんて忘れよう!





さよなら小テスト...。




2限目からは全く小テストの存在を覚えていなかった。




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