..恋の方程式..
消せない過去を

背負い続けて生きていかなければならない。


でも、私はそんなに強くない。


3年生になって、それなりに

友達ができた。

みんな優しかった。

麻衣とは違うクラスだったけど

いつも一緒にいた。

「帰ろっか」

HRが終わった麻衣が言う。

「うん」

階段を下りた。

靴箱の前で、自分の靴がないことに

気づく…

「あれ?靴ない…」


またイジメか…

まだ続くのか…

誰がやったんだろう?

でも、この間私ぢゃないこもやられてたな…

無差別かな?

どの靴が誰のかなんてわかんないもんね。

大丈夫…

誰も私を傷つけたくて

やった訳じゃない。

心なかでいろんなことを考える…

大丈夫…

大丈夫…

大丈夫…




呪文のように

心の中でその言葉を繰り返した。



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