最後の恋 【番外編: 礼央目線】
紫乃は俺の様子に驚いていたけど、構っていられなかった。
紫乃から聞いたホテルに向かって車を走らせた。
信号で止まった時に、今度は杏奈に電話をかけた。
呼び出し音が鳴るとすぐに繋がった…と思ったら電話を落としたのだろうか。
聞こえてきたのは杏奈の声じゃなく、派手な衝撃音だった。
それからすぐに『もしもし』と少しだけ慌てた様子の彼女の声が聞こえた。
彼女が電話に出てくれたことで、少しだけホッとしたけどまだ完全に安心はできない。
「もしもし?!杏奈?」
『…うん、どうしたの?何かあった?』
「杏奈っ…今どこにいる?」
いきなりそう聞いた俺に、杏奈が言葉を発するまでに一瞬の間があった。
紫乃から聞いたホテルに向かって車を走らせた。
信号で止まった時に、今度は杏奈に電話をかけた。
呼び出し音が鳴るとすぐに繋がった…と思ったら電話を落としたのだろうか。
聞こえてきたのは杏奈の声じゃなく、派手な衝撃音だった。
それからすぐに『もしもし』と少しだけ慌てた様子の彼女の声が聞こえた。
彼女が電話に出てくれたことで、少しだけホッとしたけどまだ完全に安心はできない。
「もしもし?!杏奈?」
『…うん、どうしたの?何かあった?』
「杏奈っ…今どこにいる?」
いきなりそう聞いた俺に、杏奈が言葉を発するまでに一瞬の間があった。