無駄な紅葉は散り濡れる.
あたしたちの
ようすに
異変を感じた
帝が
征人にたずねた


「征人、この白拍子を知っているのか??」
 
「この娘は白拍子ではありません。
 今は亡き前京極大納言様の娘で
 私の婚約者です」


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