…好きか?

「俺がずっと考えていたのは
 本当にアイツがそんな事したのかって
 信じられなかったからだ」


「ほ、本当よ…?」


「どうしてわかる?」


「それは…」



答えづらい質問だったからか
副会長は視線をさまよわせ
戸惑いを見せる。


それが“答え”だと理解するのに
さほど時間は掛からなかった。



「ミヤビお前…
 何を見た?」



徐々に問い詰めていく――



「その瞬間を見たのか…?」


「だからそれはッ」



そのたびに言葉を詰まらせていく―――



「何を隠してんだよ…」



< 237 / 370 >

この作品をシェア

pagetop