…好きか?

― 生徒会室 ―



「ゆっくり話が聞ける場所が
 ココしかなくて申し訳ないな」



そう言いながら
いつもみたいに温かい紅茶を出してくれた。



「大丈夫。
 ありがとうね…」



俯き加減に『ふう…』と深く息を吐き
顔を上げて目の前に座る会長さんと
目を合わせ、アタシは口を開いた。



「アタシ…
 やっぱり生徒会には入れない」



まさかの
そんな話題の振り方。



「え…あぁ。
 その話か。
 それは仕方ない事だけど…」



間違えたな。
その話をする予定じゃなかったのに…

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