恋を教えてください
「あつさん!しょうがない。美恋ちゃんだけ限定!」




私限定……。





その言葉にトクンと胸に波打つのがわかった。




ーーー
「これ俺の番号とメアド。またなんかあったら連絡して」

「ありがとうございます!!」



軽く手を振りスマホの画面をつける。



健ちゃん……。
まだあの人たちと遊んでるのかな、。


もう帰ろうかな。






荷物を取りに戻り、海水浴場を出ようとした時。


「おいみい」


後ろからドスの聞いた低い声。



健ちゃんの声だ。


いつもは優しいけど、今日は怯まないぞ。


「なに」





健ちゃんの声に対抗するように冷たく言った。





「なんで先帰ろうとしてんの?」

「どうして?だめ?他の女の人と楽しそうにしてたじゃない。私来ない方が良かったんじゃない?」

「……」






健ちゃんは黙ったままだ。



反論してこないわけ……?
図星ってこと、?




ムカツク。


「もういい帰る」


私は猛ダッシュで駅に向かった。





時々後ろを振り返っても、健ちゃんは私を追ってこようとしない。


むそろその場から離れていない。
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