孤独姫

喧嘩か…
やったことないな


「……さぁー」


やったことないのにできるかどうかなんて
分かるはずがない


「なら、守られてろ」


「……帰る」


「どこにだ」


「……関係ない」


ここには長居したくない
でもあんなところに帰るのも嫌だ
いつか連れ戻されるなら
少しだけでいいか自由がほしい


「逢崎舞里 颯乃学園2年 剣道部 両親と暮らしている」


な、なにを言ってるんだ


「どうしてもあなたの情報はここまでしか出ないんです」


「……調べたの」


「はい、しかし調べれたのはここまででした」


そりゃそうだよ
私の情報は隠されてるんだから
……いや、
もしかしたら存在なんてしていないのかもね

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