孤独姫





「私たちの本当の両親を殺した犯人だってことも、初めから舞里がほしくて近づいてきたことも」




ずっと後悔していた
あの時全力で止めていたら
舞里は昔のままだったかもしれない


もしかしたら
今も一緒に
笑えていたかもしれない



「あのときの事を後悔しているからこそ、私は今できることをしたいと思ってここまで来た」


舞里が信じてた人たち
守りたかった人たち



そして、











舞里を
















救うことができる人たち














「舞里は今、黒塚組にいます」














夢里said終














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