孤独姫




「これはどうかしらー」


「……美味しいです」


「これはこれはー」


「……美味しいです」


「こっちも食べて食べてー」


「……」


俺らがリビングに行くと
舞里は捕まっていた


「お袋」


「あら、樹音じゃないのー」


女を連れてきたのなんて
初めてだからか
テンションがたけぇーな


「ご飯食べに来た」


「香音さんこんにちはー」


「お邪魔してます」


「こんにちは」


ちなみに上から
俺、遥、慎哉、樹壱な


「……遅い」


舞里は疲れた様子で
俺のとこまで来た


「香音、仲良くなったのかい」


「大ちゃん!舞里ちゃん、ちょーかわいいの」


「知ってるよ」


「ほんと女の子はいいわねー」


「もう1人作ってみるかい」


「もぅーやっだー」


いつも通りの
ラブラブな会話だな


「親父、お袋!」


「悪ぃ悪ぃ」


「さ、ご飯にしましょ」


ほんと自由な
親たちなんだから



   樹音said終






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