* allergenic *
「優那ちゃんどうしたの、大丈夫?ものすごく調子悪そうなんだけど?」

「理人君ごめん。待って貰ってたのに、ううん大丈夫だよ。ちょっと机周り片付けてくるね。」

「俺、下のエントランスで待ってるよ。」

「///わかった。じゃあ後でね。」

「優那ちゃん、今日神谷とデートなんだろう?神谷は同期というだけで、何かと理由付けて一緒だよね。神谷の事好きなの?」


中嶋さんがストレートに私に聞く。


「そうですね。同期だし気のおけない仲間意識が高いので 恋愛じゃない方の好きです。」

「優那ちゃん、もう一度最後のフレーズ言って?」

「///好きです?」

「俺も…俺達両想い///」


パコ~ン!!
頭を叩かれる中嶋さん。


「中嶋あんた調子に乗りすぎ。何無理やり優那ちゃんに言わせてんのよ。バカじゃない?」


菜月さんに怒られ 項垂れるイケメンも形無し…


「神谷君待っているので、私帰りますね。
お先に失礼します。」


下のエントランスで待つ理人君を探した。



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